くるくるワイド トラップの攻撃力(トラップ幅と本数、ロット数の関連性)を検証する

くるくるワイド(戦略ノート)

トラップ幅を小さく本数を上げれば利益が増えるのか?

さて、前回は本体とトラップに焦点を当てて、最終的に何が利益として残るかを見てきました。
そしてゴールに到達するまでのトラップの確定益が利益の源泉となることが分かりました。

今回は、そのトラップ益をどのような設定にすれば最大化出来るかを考えていきたいと思います。

書籍「FXくるくるワイド投資術」では、トラップの本数が増えれば攻撃力(利益を発生させる可能性が高い状態のこと)が増えると解説されています。

500通貨 140本 →   5銭幅
1000通貨 70本 → 10銭幅
2000通貨 35本 → 20銭幅
3000通貨 23本 → 30銭幅
4000通貨 17本 → 40銭幅
5000通貨 14本 → 50銭幅

※どれも利確は50銭です

書籍の解説だと 500通貨、140本、5銭幅 が一番攻撃力があり利益が出そうな感じがします。

でも感覚的にどれも同じなんじゃないのかなぁという思いがあり、検証してみました。

500通貨、140本、5銭幅 が一番攻撃力があるなら、マイクロ口座を使って細かく仕掛ける方がいいですもんね。

で、いつものようにEAをそれぞれの条件で動かしてみました。

動かした期間は前回と全く同じところです。
日足で見るとこういう所ね。

107円のスタート直後に2.4円ほど下落した後、上下動でトラップ益を稼ぎながら、 7円上の出口に到達する、いわゆるくるくるワイドが得意とする「少し下げてから出口に到達するパターン」です。

シミュレーション設定
  • 通貨(ドル円)
  • 期間 (2018/3/12~7/12)
  • 本体建値 107円
  • 初期の出口 114円
  • 損切目安 92.9円
  • 資金 100万円
  • トラップの利確幅 50銭

結果は大差なし

で、結果は↓こうなりました

※EAはマイクロ口座に対応してないので500通貨は未検証です

どれも似たような利益ですよね。
チャートの波がトラップ幅に合っていれば、利益は少し大きく、合っていなければ少し少なくなる感じです。
でもどれも大差はなさそうです。

となれば500通貨140本も同じなんだろうなぁと予想は付きます。

でもね、トラップ幅が小さければ、それだけ細かくエントリーでき、細かく利確できるので、トラップ益を複利に使う際に、より効率的なんじゃないの?とも思います。

ということで、途中でのトラップ益にどれくらい差があるかも比較してみました。

※トラップの利確幅は全て50銭

それぞれ月末時点のトラップ益(累計)です。
やっぱりどの月もそんなに大差がないように思えます。

ということは、どれにしようが同じなので、ここはあまり深く考えなくていいかな。

EAを使うなら作業が楽なので1000通貨70本でいいだろうし、手作業で注文を入れるなら大変なので5000通貨14本にすればいいという、それくらいのものかなと思う。

くるくるワイドEAでのシミュレーション動画

とりあえず今回も、シミュレーション動画を上げておきます。
前回1000通貨10銭幅のを上げたので、今回は5000通貨50銭幅のです。

↓ 1000通貨10銭幅のシミュレーション動画はこちら

それよりも大事なのは利確幅かなと思うので、ちょっとその辺も検証してみようかな。
相場次第って部分も強いので、そんなにガッツリはやらないけど、軽くやってみようと思う。

考え方おかしいよ!とかそんな部分があれば、コメントで教えてください。
僕も考えながら、記事を書いているので、間違ってるところあると思うので。

ではまた!

感想などあれば気軽にコメントしてください。
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