くるくるワイド 本格運用開始!その前にやったこととは・・

くるくるワイド(戦略ノート)

本格運用を始める前に

僕は今月からくるくるワイドの本格運用を始めたのですが、今日は、それまでに研究や練習をしてきて、どんな準備をして本格運用を始めたのかを書いてみようと思います。

流石に本を読んで練習もせず、いきなりガッツリ稼いでやろう!なんてやると、運が悪ければ破産もあるので気を付けてください。

手法を理解する

まず、くるくるワイドを実践する上で、最低限やっておきたいことは、書籍「FXくるくるワイド投資術」を一通り読んでおくということです。

これは、手法の全体像を把握して、運用開始から終了までどんな感じで進めるかをイメージしておく必要があるからです。

この時点では、戦略が色々考えられなくてもいいと思います。
ただ、手法の一部分だけを見て、「本体を建てて、トラップを仕掛けておけば勝てるんでしょ。」みたいな考えにならないようにする必要があります。

そして、手法の種類を書き出したり、それぞれの関係性などを整理しておくと分かりやすいと思います。
(全体像は前にまとめたので参考にして下さい)

この時、なるべくシンプルに考えて、理解が難しかったり、複雑になりそうな部分は、後回しにしてもいいかと思います。

僕は、なるべく早く実践したかったこともあり、基本的な手法と応用的な手法に分けて考えました
基本と考えて最初に取り入れたのは

  • 本体
  • トラップ
  • ヘッジ
  • 複利

その次に

  • 仮想建値化

こんな感じだったと思います。

これらを骨格となる部分と考え、それ以外の固定やピンポンや、本体先消し、固定→仮想建値化のような部分は応用的な手法と考えて、一通りできるようになって、理解が進んでからやってみようと思っていました。

それぞれの手法については、どんなルールでどんな計算方法でロット数を決めるのかなどを整理してまとめました。

シミュレーションする

次に基本手法をどのように使って、どのような結果になるのかをシミュレーションしたいと思いました。

複数の手法が絡むので、なかなか頭で考えただけじゃイメージを掴むのが難しいと思ったからです。
そして、それを短時間で沢山経験したいと思っていました。

そんな考えからEAの作成を始めたのですが、
作成過程ではチャートを見ながら、ここで本体を建てた場合はどんな感じでトラップ益が溜まって、どのあたりで複利が建てられて・・。ヘッジはどこで塩漬けになって、出口到達時にトータルでどう利益が残るのか・・・みたいなことを見ていきました。

10パターンほど見ていくと大体の動きがわかってきたと思います。

こういったことを、出来上がったチャートでも見ていくようにしました。
(もし分かり難ければ、いくつかシミュレーション動画を上げているので、観られるとイメージしやすいかもしれません。)

この時に注意していたのは、
自分が狙う相場や、動きをパターン分けして、整理しておくということでした。
手法と同じで、自分が狙う動きも基本と応用で分類しておくということです。
全ての動きで儲けようとせずに、得意パターンに特化してシミュレーションしました

この辺の考え方も前に書きましたので、よくわからなければ見てみてください。

最悪なケースもシミュレーションする

自分が狙おうとする相場で、どんな感じに出口に到達するかイメージ出来てきたら、最悪なパターンも見ておくと、安心感が高まりますし腹が決まると思います。

最悪な動きになった時に戦略の準備が出来ていると、割と落ち着いて対処できると思います。

僕は、コロナショック時のドル円でシミュレーションをして、基準とするイメージを持っています。相場は同じように動かないので、次もその通りになるとは限らないですが、戦略の柱を一つ作っておくのは大事だと思います。

こちらもシミュレーションを記事にしているので、良ければ参考にしてみてください。

経験を積む

シミュレーションを通して、自分が狙うパターンと、最悪なパターンのイメージが出来たら、すぐに実践を始めました。

僕の場合は、EAがちゃんと動くかどうかのテストも兼ねての実戦なので、本当に小額から動かしました。

ただし、自分がシミュレーションで作った設定通りにやらないと意味がないので、特にトラップの設定が崩れないように工夫しながらしていました。
少額でやるために、マイクロ口座を使っていました。

その辺の考えはこちらの記事にも書いています。

そして、僕は経験を積むために、並行して複数の運用をやっていました。

平均して、4つくらいは同時に運用していました。
これは、少し自分のキャパをオーバーするくらいの数でやる方が訓練になると思います。

最初はよく分からなくなるんだけど、
メモを工夫したり、手間を掛けずに管理することを学ぶので、その中で判断速度が上がったり、頭の切り替えが早く出来るようになったり、シンプルに考えるいい訓練になると思います。

複数通貨を同時に運用する時に、どうやっていたかはこちらの記事に書きましたので、訓練しようと思う方は試してみてください。

こんな感じで、いくつかやってみると、結構慣れてくるので
徐々に、初期資金を増やしました。

そして同じように再現できると自信になるし、逆行によるトラップのワイド化も経験しながら、逃げる感覚も掴んでいきました。

破産経験は無いのですが、こういう少額の時に破産を経験していてもいいと思います。
どうやって破産になったのか、無謀なことをして破産になったのか、しょうがない動きで破産になったのか、逃げるチャンスは無かったのか。
本格運用前に、そういうことが学べればいいと思います。

いよいよ本格運用

こんな感じで経験を積みながら、自分のパターンが定着して自信が付いて来たら、いよいよ本格運用に切り替え時かなと思います。

本格運用に切り替えないと、後述する「利益100%を上げた状態」にできず、いつまでも「複利を使った苦しい運用」が続くからです。

僕はリスク分散と、パフォーマンス向上を狙って、1口座で2通貨運用していますが、今のところ落ち着いて判断しながら運用出来ているので、しばらくこのまま続けてみようと思っています。

目指すところは、まず100%利益を上げることです。
(複数回のトレードの合計益でです。)

利益100%が達成できれば元本を出金して、次の運用は複利を使わずに利益分で続けます。
そうすることで、破産してもリスクゼロ(元本割れしない)状態が作れるので、ここまでが第一関門だと思っています。

本格運用までの資金配分について

僕は、経験を積むところから、3~4段階くらいの資金配分を経て本格運用の資金に上げました。

僕のイメージを書いておきます。
目標の初期資金が100万円で運用したい場合

まず動作確認や感覚をつかむために数回は初期資金1万円くらいでやります。
ここで、操作ミスや戦略の漏れなどを洗い出して、ちゃんと運用ができる状態にします。

ある程度失敗して、改善出来ればすぐにロットを上げます。
初期資金を10万~30万円くらいに増やすイメージです。

これは、あまり小さなロットに慣れすぎると、ロットを上げることが怖くなってしまう場合があり、それを防ぐためと、ある程度トレードを真剣にやる必要があるからです。小さいロットだと、ミスしたり注文を忘れたりしてもまぁ良いかとなりがちで、実践的な練習がし辛いこともあります。

僕はこの段階を8~10トレードくらいしました。
複数トレードを並行しているので、1か月ちょっとくらいの期間でやったと思います。

やりながら自信に応じて、20万→30万みたいにアップしてもいいと思います。

だいたい同じようなパターンだな。みたいに感覚がつかめて来たら、100万円で本格運用を開始します。

無理することはないけど、早めに見切りをつけて本格運用しないと、上で書いた「いつまでも複利を使った苦しい運用」の状態になってしまうからです。

※ロットを上げるという行為は結構難しくて、これまでの経験上僕はこんな感じでやりました。個人差があるので当てはまらないかもしれませんが、少しでも参考になるかなと思って書いてみました。

まとめ

ざっと書いてきましたが、
僕は、実践から経験することと、トレードを続けられるように資金管理しておくことが大事だと思っています。

本を読んだり、ブログを読んだりするだけでは、なかなか理解することが出来ないことも、やってみるとこういうことかと実感としてわかったり、体験することで腹で理解できることが多く、それが大事だと思うからです。

この先、いつか破産する時が来ると思いますけど、トータルでしっかり勝てるようにやっていけばいいと思っています。
FXは理屈だけじゃ勝てない部分があるので、体験を通して実績を積んてスキルアップしていければなと思います。
(まだ応用編の手法もほとんど手付かずなので、徐々にやっていきますね。)

なんだか今日は、参考記事が多くて見苦しくなりましたが、
今日も読んで頂いてありがとうございました。

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